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November 30, 2021

レオファーマ株式会社主催の皮膚科領域のハッカソン 「Hacking Dermatology 2021 -Lessons from Immunology & Allergy-」を 開催しました

免疫・アレルギー皮膚疾患治療の課題解決のソリューションを生み出す ENGAGE-TF toward 2030、CIC Tokyo、Venture Café Tokyo共催のアカデミックなハッカソン

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Tuesday, November 30, 2021

免疫・アレルギー皮膚疾患治療の課題解決のソリューションを生み出す ENGAGE-TF toward 2030、CIC Tokyo、Venture Café Tokyo共催のアカデミックなハッカソン

レオファーマ株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長:坂本和繁、以下「レオファーマ」)LEO Science & Tech Hubは、2021年11月20日(土)・21日(日)にCIC Tokyoにて、Venture Café Tokyo、CIC Tokyoと共に、皮膚科領域のビジネスアイデアソンイベント「Hacking Dermatology 2021 -Lessons from Immunology & Allergy-(特設サイト:https://hackingdermatology.jp/)」を開催しました。7チーム、33名が参加し、皮膚科学のイノベーションの創出を目指した2日間となりました。

免疫・アレルギー皮膚疾患に新たなソリューションを


全人口の約半数が何らかの皮膚疾患を患っていると言われていますが、未だ多くの疾患には治療方法が確立されないままです。昨年に引き続き第2回目となる本イベントは、よりアカデミックなソリューションの創出を目標に掲げましたました。ENGAGE-TF toward 2030に所属する医師・研究者の方々も参加メンバーとして加わり、免疫・アレルギー学の基礎研究者、薬剤師、製薬会社など、皮膚疾患に関する基礎的な知識と様々なバックグラウンドを持つ方々がチームを組み、12の疾患を対象に、免疫・アレルギー皮膚疾患におけるイノベーションの創出を目指した2日間となりました。


1日目は、足立 剛也氏(京都府立医科大学特任講師/皮膚科専門医)、中島 沙恵子氏(京都大学大学院医学研究科 准教授/皮膚科専門医)による、12の疾患について現役皮膚科医の立場からの解説からスタートしました。「皮膚科は一番病名が多い診療科だからこそ、様々なアプローチからのアイデアが出やすい分野です。サイエンスとメディカルニーズのコンビネーションがカギとなり、このイベントから新しい治療が生まれてくることを大いに期待しています。」と、足立氏が皮膚科医の立場から期待を述べられました。チーム分けでは、それぞれの参加者が発表したアイデアから7つのテーマが設定され、ENGAGE-TF の医師もチームに参加することで専門性の高い多様なメンバー構成となりました。アトピヨ合同会社代表のRyotaro Ako氏は「これだけのレベルの皮膚科医、小児科医、アレルギー医師の方々と普段なかなか会うことのできないので、大変貴重な機会だと思います。患者さんのペインにどう寄り添っていくのか、アプリなどの場合は長期に渡り使ってもらえるようなUI/UXの工夫にも注目しています」と述べられました。その後、株式会社ZENTech 取締役 石井 遼介氏による「心理的安全で効果的なチームビルディング」のセミナーを聞き、ハッカソンにおけるチームの信頼関係のつくりかたについて学びました。石井氏からは「地位や経験にかかわらず、誰もが率直な意見を言える心理的安全性が高いチームを作るために必要なのが、心のしなやかさを意味する『心理的柔軟性』です。メンバーが意見を出しやすい環境を整え、『否定しないこと』と『感謝すること』を心がけて実践していくことで、徐々にチームが変わっていくことを実感できるはずです」と、相互に成長できるチーム作りについてレクチャーいただきました。

想いをカタチに変えていくプレゼンテーションへ


2日目は、各チームの発表の前に、昨年に引き続き、GiFT CEO プレゼンデザイナー/プレゼンコンサルタントの藤倉 礼亜氏によるワークショップ「プレゼンテーション作成のコツ」を行い、メッセージを分かりやすく伝える資料を作成するための具体的な方法についてレクチャーしていただきました。実際の発表を受け、審査員・メンターとして参加した筑波大学 医学医療系 教授の小栁 智義氏からは「これまで色々なワークショップに参加してきましたが、とにかくプレゼンテーションのクオリティが高いことに大変驚きました。イノベーションを起こすためには様々なステークホルダーの協力を得ることが必要であり、課題解決につながるストーリーを作り出すという根源的な部分がしっかり網羅されていました」と、各チームの発表のクオリティの高さを評価されました。

今回の審査基準は、科学的確信性、医学ニーズに対する貢献性、プレゼンテーションとチームワーク、の3つ。

準備段階では、普段研究や医療を専門としているような方々が、どうサービスにつなげるかを真剣に取り組まれている姿が印象的でした。MVP Inc. / K-NICスーパーバイザーの武田 泉穂氏は、「通常、ピッチコンテストなどでは、いくら調達して、いくら儲かるのか、という評価軸で審査されることが多いですが、普段、研究や医療を専門としているような方々にとっては、自分たちのアイデアの評価基準にこういう事が入っていないことが却って良かったと思います。今回のようなイベント全体に心理的安全性が確保されている状態のおかげで、参加者のモチベーションを上げる機動力になったと思います」と、審査基準の重要性について、投資家の目線から感想を述べられました。



【チームテーマ】


「CNS Dermatology」チーム

  汗から皮膚疾患の患者さんの苦しみを可視化して症状改善を試みる

「Stem Cell」

  人生100年時代✖️皮膚再生

「皮膚の声」

  皮膚の声、聴こえてますか?

「Life Style」

  アトピー生活様式を変える「もいすちゃん」アプリサービス

「はたらかない細胞」

  かゆいところを音でかく

「OFURO(お風呂)」

  アトピーでもゆっくり快適 お風呂ライフ

「腸~イイ」

  チョー(腸)~いい皮膚を目指した食事介入アプローチ



【審査結果】


CIC Tokyo 賞 「はたらかない細胞」チーム

Venture Café Tokyo 賞 「CNS Dermatology」チーム

LEO Phama賞 「皮膚の声」チーム

ENGAGE-TF 賞 「OFURO」チーム

アトピヨ賞 「Life Style」チーム

Sparking 省 「Stem Cell」チーム

MVP賞 「腸イイ」チーム


<最多得票賞>「はたらかない細胞」チーム

<最優秀賞> 「Stem Cell」チーム

主催者からのコメント


今回は、免疫アレルギー疾患を専門とする医師、第一線の皮膚科学研究者、起業家、製薬企業の社員など、非常に専門性の高い方々に参加していただいたことが、高いレベルのアイデア創出につながったと感じています。そして、皮膚疾患に対してアカデミックな解決策を提案したチームが多くありました。これらのアイデアは、そのまま企業との共同研究やAMED*の申請につなげられるほど、実用的かつ創造的だったことを大変うれしく思います。新しい薬や治療法の開発には多くの時間を必要とします。研究成果が実用化されるまでは10年以上かかるかもしれません。しかし私たちは、まだ薬や治療法のない皮膚疾患を忘れることなく、新しい薬の種を生み出していかなくてはなりません。これからもこのような活動を通して、皮膚疾患に苦しむ患者さんのニーズにしっかり寄り添っていきたいと考えています。


*国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)

基礎から実用化までの一貫した医療研究開発の推進、その成果の円滑な実用化を図るとともに、研究開発環境の整備を総合的かつ効果的に行うための様々な取り組みを行う機関。医療研究開発革新基盤創成事業など、様々な医療研究を公募し、研究費の助成やアクセラレーターによる伴奏支援を行っている。





イベント開催情報


日時 :2021.11.20(sat) 13:00~ 11.21(sun) 18:00

会場 :CIC Tokyo(東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー15階)

オンライン参加あり

参加費:無料

表彰内容:最優秀賞 1チーム

・CIC Tokyoのコワーキング利用割引券

・Venture Café Tokyoでのセッション登壇のチャンス

・レオファーマによる共同研究およびビジネス化に関する相談・メンタリング

■レオファーマ株式会社について

レオファーマ株式会社は、デンマークにある LEO Pharma A/S の 100%出資の日本法人として 2010年 6月に設立されました。皮膚科領域に特化したスペシャリティファーマとして日本での確固たる地位を築くべく、事業活動を展開しています。詳細は http://www.leo-pharma.jp/をご覧ください。


■CIC Tokyoについて

CIC Tokyoは、虎ノ門ヒルズに2020年10月オープンした、日本最大級のイノベーションコミュニティです。スタートアップ(起業間もない、急成長を目指す企業)を中心に250社以上の企業や団体が入居できる広大なワークスペースと、ビジネスの成長とグローバル展開を加速するためのコミュニティやサービスを提供します。詳細は https://jp.cic.com/ をご覧ください。


■Venture Café Tokyoについて

Venture Café Tokyo は”Connecting innovators to make things happen”をミッションに掲げ、起業家や起業を志す人、投資家、研究者等、多様なイノベーター達が集い、繋がり、これまでにないイノベーションを社会に対して生み出すコミュニティです。2010年にボストンで設立されてから拡大を続けるグローバル・ネットワークにおける、アジア初の拠点です。詳細は https://venturecafetokyo.org をご覧ください。


■ENGAGE-TF toward 2030について

免疫アレルギー疾患研究10か年戦略次世代タスクフォース (ENGAGE-TF toward 2030*) は、関連する7学会からの推薦メンバーによって構成され、10か年研究戦略を推進するため、産官学民連携に基づく多様な視点から活動を進めていくためのタスクフォースです。

*Empowering Next Generation Allergist/immunologist toward Global Excellence Task Force toward 2030

https://www.engage-tf.jp/


MAT-52968




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